レアル・ソシエダードのMF久保建英(22)はホームのカディス戦でリーグ戦3試合ぶりに先発し、前半28分に右CKから先制点の起点になった。後半21分までプレーし、チームは2-0で勝って2連勝とした。ホームでの勝利は昨年11月のセビリア戦以来、約4カ月ぶりとなった。

久保は一瞬の隙を見逃さなかった。前半28分の右CK。カディスが守備陣形を整える前に左足で素早くグラウンダーのパスを送った。それをFWオヤルサバルがヒールで流し、最後はMFメリーノが右足ダイレクトで蹴り込んだ。

前節のグラナダ戦はハムストリングと背中に違和感があり、ベンチ入りするも出番なし。アルグアシル監督は今回のカディス戦前日の記者会見で「タケ(久保)は数日間、練習に参加できていなかったが、ここ3日間はグラウンドに出ており、痛みもなく、とても良い感触を得ている。招集メンバーに入るのは彼がチームの助けになるからだ」と話していた。その通りに久保はチームの勝利に貢献した。

【動画】久保建英の素早いCKから先制点 久保は絶妙ヒールパスのオヤルサバルの頭をポンポン