イングランド・プレミアリーグのアーセナルは20日、DF冨安健洋(25)との契約を延長したと発表した。英BBC電子版などによると、契約は2026年までで1年延長のオプション付き。冨安はクラブを通じて「このクラブに僕の将来をささげることを決めた。アーセナルは世界最高のクラブの1つ。契約を延長できてとてもうれしい」とコメントした。

アルテタ監督は「トミが私たちと将来をともにすることを約束してくれて、とてもうれしく思う。持ち前の能力と強さに加え、その姿勢、メンタリティ、価値観は一流だ。誰からも愛されているし、加入以来、チームに欠かせない存在になった。毎日、最高の自分であろうとする意欲と決意をもってトレーニングに励む姿は素晴らしい。今後もトミと一緒に仕事ができることを楽しみにしている」とコメントした。

冨安は2018年1月に当時J2の福岡からシントトロイデン(ベルギー)入りし、19年夏にボローニャ(イタリア)へ移籍して主力として活躍した。21年夏にアーセナルに加入。1年延長のオプション付きの4年契約で、移籍金は1980万ポンド(当時約30億円)だった。

アーセナルでは公式戦通算73試合に出場。今季は公式戦20試合に出場している。