ヘタフェのイングランド人FWグリーンウッド(22)にさまざまなクラブが興味を示していることをスペイン紙アス電子版が24日に報じた。

22年1月に元恋人への暴行容疑で逮捕され、長らく謹慎状態が続いていたグリーンウッドは今季1年間、マンチェスター・ユナイテッドからの期限付き移籍でヘタフェに所属。すると瞬く間に本領発揮し、ここまで公式戦27試合出場、8得点5アシストという好成績を残し、チームに大きく貢献している。

このパフォーマンスが高く評価され、来季獲得を狙うクラブとしてこれまで、現在所属するヘタフェに加え、バルセロナ、アトレチコ・マドリード、プレミアリーグのクラブなどの名前が出ていた。中でもバルセロナはすでに、スポーツディレクターを務めるデコが先週、マンチェスター・ユナイテッドの幹部と最初の会談を行ったと報じられていた。

さらにアス紙によると、ユベントスがグリーンウッドの突破力や若さを買い、興味を持っているとのことだ。しかし実際に獲得に動くかどうかは、現在所属する選手たちの去就次第と見られている。

グリーンウッドのマンチェスター・ユナイテッドとの契約は25年6月30日まで残っており、移籍金として5800万ユーロ(約92億8000万円)かかるとのこと。そんな中、次々とビッグクラブの名前が出てきているため、今後の動向を追う必要があるだろう。(高橋智行通信員)