カタール(FIFAランキング56位)が2度目のW杯出場で初の勝ち点を獲得した。1次リーグ初戦でスイス(同19位)と1-1で引き分けた。0-1で迎えた試合終了間際にDFブアレム・フーヒ(35=アルサド)が値千金の同点ゴールを決めた。試合のMVPには、26本のシュートを打たれながらPKの1失点にとどめたカタールのGKマハムード・アブナダ(26=アルラヤン)が選ばれた。
守護神はアクシデントを乗り越えた。前半13分頃、自陣ゴール前に抜け出した相手と激突し、顔面を強く打った。結果的に相手を倒したことでPKを献上したが、ピッチに倒れ込んだ。うつぶせのまま、ぴくりとも動かず、主審とチームメートがすぐに医療スタッフを呼んだ。
約1分後に意識があることが確認されたが、主審はイエローカードを提示。何事もなかったかのようにプレーを続けた。PKを防ぐことはできなかったものの、その後は再三の好セーブで追加点を許さず、初の勝ち点獲得に大きく貢献した。試合後には「歴史的な勝ち点。全員が素晴らしい決意を持って試合に臨んだ。神に感謝します」とコメントした。


