【モンテレイ(メキシコ)19日(日本時間20日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の1次リーグ第2戦は20日(同21日)、モンテレイスタジアムで日本とチュニジアが対戦する。
電撃就任したチュニジア代表のエルベ・ルナール新監督(57)が決戦会場で公式会見に出席し、就任初戦に向けて意気込みを口にした。
端正なルックスと白シャツ姿から「白シャツの魔術師」と呼ばれている。この日も白シャツ姿で登壇。ただ、「魔術師と呼ばれているがそんなことはない」と否定した。
14日の1次リーグ初戦でスウェーデンに1-5で惨敗。サブリ・ラムシ監督を解任し、後任として招へいされた。「私は過去のことには関心を持っていない。今は第2試合に集中している」と前だけを向いた。「みんなに死に体だと思われている。そのときこそ、あきらめてはいけない」とメッセージを発した。
16日にチームへ合流したばかり。開幕直前の国際親善試合ベルギー戦や、W杯初戦もしっかりチェックし「選手たちのことはよく知っている」と自信を見せた。準備期間は短いが「言い訳にはならない」と力強く言い切った。
チームには「厳しく規律を守る、一体感があってまとまってプレーする」ことを求めた。日本戦に向けては「とても明日は重要な試合。チームは良く準備している。全員がコミットメントを持って日本と戦う」。試合内容には「一番重要なのはボールを持っているときも持っていないときも、きちんと組織力があること。攻撃も守備も全力を出さなければならない。一緒に攻撃して一緒に守るチームとして戦う」とカギを明かした。
会見終盤には「私たちを応援して、信じて、希望を捨てないでください」と呼びかけた。「私たちは復讐(ふくしゅう)を果たしたい。言葉で言うのは簡単。有言実行します」と宣言した。
同監督はザンビアとコートジボワールをアフリカ王者へ導き、18年ロシアW杯ではモロッコ代表を率いた名将。22年カタール大会ではサウジアラビアを率いて優勝したアルゼンチンを撃破したことで「奇跡の監督」としても知られる。


