【ナッシュビル(米国)27日(日本時間28日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会を戦う日本代表は、ベースキャンプ地ナッシュビルで、決勝トーナメント1回戦のブラジル戦(29日、米ヒューストン)に向けて練習を行った。FW上田綺世(27=フェイエノールト)は、強豪との一発勝負を待ちわびた。

1勝2分けで1次リーグ(L)を2位で突破。「最低限の結果。ここから、よりシビアでタフなゲームになる。準備が一番大事なる」と強調した。

“エース”としてここまで全3戦に先発。第2戦チュニジア戦では2点を奪った。自信があるからこそ、緊張感も高い。「W杯で、普段のリーグ戦と変わらずプレーできる選手なんかいない。僕はやっぱり緊張するし、背負ってるものも違う。4年に1度、この大会はここで終わってしまうかもしれないという戦い」と重みを理解する。

そして、相手はブラジル。「もしかしたら奇跡を起こす必要があるかもしれない。何が起きるか分からない。一発勝負はスリルもあって、これ以上なくモチベーション高く臨める環境」と待ちわびた。

22年カタール大会は、第2戦コスタリカ戦に出場も、前半のみで交代。その後、出番は訪れなかった。前回と比べ「同じものはない。全部違う。立場が違って、責任感も違うし、自信も違うし、出場時間も変わるし、役割も違う」と胸を張る。

4年が経ち、日本代表の立ち位置も変わった。国内だけでなく、世界から評価されていることを実感している。「ブラジルは、これまでの日本サッカーとは全然違う対戦相手としての捉え方になる。ここで勝てば優勝に弾みがつくし、自信を持って(ベスト)16、まだ行ったことのない8に行ける。挑戦する上で、これ以上ないチャレンジになる」と待ちわびた。

得点のイメージは、特別に描いているものはない。ただ「FWとして出る以上は絶対」と、いつも通りにゴールを狙う。ここからは、負けたら終わり。「より1点が重くなってくる。その1点を取れるようにしたい」と誓いを立てた。

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