スペイン代表がアルゼンチン代表を延長の末に下し、4大会ぶり2度目の頂点に立った。

FIFAテクニカル・スタディ・グループ(TSG)が決勝の詳細スタッツを公開。そのデータによると、スコアこそ最小点差であったが、試合の内容を物語るスタッツには両チームの間に圧倒的な開きが見られた。

スペインは60・2%という高いボール支配率を記録し、パス本数でもアルゼンチンの476本に対して878本と倍近い差をつけ、その成功率は90%に達した。

攻撃の質においてもスペインの優位は顕著であり、放ったシュート20本のうち12本を枠内に飛ばしたのに対し、アルゼンチンは試合を通じてわずか2本のシュートにとどまり、枠内シュートは1本もなかった。

ゴール期待値(xG)もスペインの2・52に対してアルゼンチンは0・07と極めて低く、アルゼンチンが決定的な得点機会をほとんど作り出せなかったことが数値に表れている。

敵陣ファイナルサードでのパスを受けた数でも、スペインの251回に対しアルゼンチンは52回と大きな差があり、スペインが終始相手陣内でプレーし続けていたことがわかる。

守備のアプローチも対照的で、アルゼンチンはプレー時間の33%を低い守備陣形(ローブロック)で耐えることに費やしたが、スペインは平均10・23秒という速さでボールを回収し、波状攻撃を仕掛け続けた。

この劣勢の中でアルゼンチンの守護神エミリアノ・マルティネスは、直面した20本のシュートに対しセーブ率92%という驚異的な奮闘を見せ、試合を接戦に保ち続けた。

しかし、延長後半にフェラン・トーレスが左足で放った一撃が均衡を破り、これが決勝点となった。

スペインは攻撃的な支配力と組織的な守備の速さの両面でアルゼンチンを圧倒。それがデータでも示された。

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