[ 2014年2月7日22時32分 ]公式練習で、情感たっぷりに演技する浅田(撮影・井上学)

 五輪新種目のフィギュアスケート団体で8日に行われる女子ショートプログラム(SP)の出場選手が7日に発表され、6日の男子SP、ペアSPを終了して4位につけた日本は浅田真央(中京大)が演技することが決まった。アイスダンスのショートダンス(SD)はキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が滑る。

 浅田は「バンクーバー五輪のようなパーフェクトな演技を目指す」と抱負を語った。練習ではSPの音楽に乗ってトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功した。

 10チームによる団体は全4種目の順位点合計で争われ、SPとSD上位5チームがフリーに進む。浅田は9番、首位発進した地元ロシアの15歳、ユリア・リプニツカヤが8番、イタリアのカロリナ・コストナーが最終10番で登場する。

 日本の主将を務め、フリー出場が有力な鈴木明子(邦和スポーツランド)は7日、試合会場でソチ入り後初練習し「(移動で)2日滑っていないので体は動いてないけど、徐々に合わせていきたい」と話した。男子の町田樹(関大)は4回転を成功するなど好調で、前日のSPで1位だった羽生結弦(ANA)は休養した。