ジャカルタ・アジア大会中での永吉佑也(27)の買春行為に対し、京都ハンナリーズは29日、日本バスケットボール協会が下した1年間の公式戦出場権剥奪処分に加え、<1>出場停止期間中の減俸、<2>社会奉仕活動への無期限従事の処分を下すことを発表した。出場停止期間中の報酬は、B1リーグ最低年俸(300万円)を日割りした金額とし、社会奉仕活動の具体的な内容については今後、関係各所と調整のうえ従事するとしている。

永吉はクラブを通じ「このたびは私の軽率な行動により、日本オリンピック委員会、日本バスケットボール協会をはじめ、京都ハンナリーズに関わる全ての皆様、そしてスポンサー様やファンの方々にご迷惑を掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした。今回の処分を厳粛に受け止めております。これからは、プロバスケットボール選手の前に一社会人として償っていくとともに、自分自身が誰によって支えられているかを改めて見つめ直し、今後の行動によって反省を現していく所存です。このたびは大変申し訳ありませんでした」とコメント。

高田典彦代表取締役社長は「このたびは弊クラブ所属選手が日本国民をはじめ関係各所に多大なるご心配ご迷惑をお掛けしたことを改めておわび申し上げます。弊クラブとしては本人に反省を促すとともに、日頃の活動によって信頼回復を図り、合わせて復帰に向けてサポートして参る所存です」とつづった。