アーティスティックスイミング(AS)のチームで、日本は銀メダルを獲得した。

テクニカルルーティン(TR)は福村、木島、小俣、安永、乾、丸茂、塚本、吉田で、フリールーティン(FR)は木島に代わって京極を起用。TR、FRともに2位で合計182・8690点は、優勝した中国と約4点差。中国との一騎打ちに敗れて、井村雅代ヘッドコーチ(HC、68)は来夏の世界選手権韓国大会での巻き返しを誓った。

日本が、ライバル中国に敗れた。デュエットの銀に続いてチームも銀。ジャンパー京極の躍動やリフトで水面に上がった吉田の演技などで会場を沸かせたが、中国に勝てなかった。エース乾は「目指すところはもっと上なので。まだまだだなと思う」と話した。現在のAS界は1番手ロシア、2番手中国、3番手をウクライナと日本が争っている。井村HCは「今、日本はウクライナを下回っている。その現実を真摯(しんし)に受け止めて、どうしたらメダルをとれるか、考えていく」と来夏を見据えた。