第95回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で、3位以内を目指す駒大が11日、都内で公開練習を行った。

17年ユニバーシアードのハーフマラソン金メダル片西景(4年)は、前回大会12位からの逆襲に向けて「スタート地点に立ったら、去年の順位は関係ない。伝統をつなぎたい」と宣言した。

駒大は平成期間で最多の6度優勝を誇る「平成の常勝軍団」だ。しかし最近2年は9位、12位と精彩を欠いた。ただ9年ぶりとなった10月の予選会はトップの強さを見せた。大八木監督は「片西と山下(一貴)がダブルエースといえる。ポイントは1、2、3区。上から強い選手を持ってくる。そこでいいところにいかないと、復路にいい流れをもっていけない」と期待を口にした。平成最後の箱根に向けて、指揮官は「最後はいい形で終わりたいですね」と口にしていた。