3年ぶり3度目の出場で創価大史上最高の往路7位に入った。

立役者は1区米満。07年の第83回大会で佐藤悠基(東海大)が出した区間記録にあと7秒と迫る1時間1分13秒で、大学初の区間賞を獲得。同区歴代2位の渡辺康幸(早大)の記録に並んだ。それでも「記録はあまり気にならない。とにかく勝負に行った」とクールに言った。

米満は貧血の症状が出たため昨年6月末から8月中旬まで、本格的な練習を控えた。思い切って休養を取ったことで、調子が上向いた。休養中でも体幹トレーニングは欠かさなかったことで榎木監督は「スピード合戦になっても体幹が崩れない」と1区の高速レースで生きた。

個人スローガンは「伝説になる」。ウサイン・ボルト氏の言葉「Become a legend」を引用した。その通り、創価大の伝説をつくった。同大最高は3年前の総合12位。「最低でも目標の8位には入りたい」と期待した。