2月の別府大分毎日マラソンで2時間8分30秒の初マラソン日本歴代2位の好走をした吉田祐也(22=青学大)はGMOで競技を続けることになった。9日、同社が発表した。

もともと卒業後は大手食品会社のブルボンに内定しており、競技生活は引退する予定だった。

しかし、初出場だった今年の箱根駅伝では4区(20・9キロ)1時間0分30秒の区間新記録をマーク。将来を渇望される相沢晃(22=東洋大)が前年に出した区間記録を24秒更新していた。別府大分毎日マラソンも含め、本人も予想していなかった快走が続き、進路を再考していた。

吉田は「日々支え、応援してくださる皆さん、尊敬できる先輩方や監督とともに、2024年パリオリンピック、2028年ロサンゼルスオリンピックのマラソン代表を目指します。社会人として「走ることを楽しむ」気持ちに加え、「責任感」を持って、長い時間をかけ地道に愚直に取り組んでいきます。これまで同様、個人、チームともに応援のほどをよろしくお願いいたします」とコメントした。

GMOは青学大の原晋監督(53)がアドバイザーを務めている。