7日に行われる全日本大学駅伝(名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮=8区間、106・8キロ)の区間エントリーが5日、発表された。連覇を狙う駒大は、昨年アンカー勝負を制し、優勝の立役者になったエース田沢廉(3年=青森山田)を7区に起用した。

優勝候補の青学大は、出雲駅伝で1区区間賞だったエース近藤幸太郎(3年=豊川工)を補欠に置いた。昨年から故障に苦しんでいた岸本大紀(3年=三条)は3区に入った。

台風の目となりそうな出雲駅伝に初出場で初優勝した東京国際大は、今年の箱根駅伝の大会MVP「金栗四三杯」を獲得した絶対的エースのケニア人留学生ヴィンセント・イエゴン(3年)や、出雲駅伝で活躍した丹所健(3年=湘南工大付)を補欠に。ケニア人留学生で仙台育英高出身のルカ・ムセンビ(3年)も補欠登録された。

出雲駅伝に出場しなかった東京五輪3000メートル障害で7位入賞の順大の三浦龍司(2年=洛南)は2区、出雲駅伝5区で区間賞の東洋大のスーパールーキー、石田洸介(1年=東農大二)は4区に入った。

メンバーはレース当日に変更可能。出雲駅伝に続き、今大会は「大学3大駅伝」の2戦目となる。