駒大が2連覇を達成した。14度目の優勝を果たした。記録は5時間12分58秒（速報値）だった。駒大が持つ歴代最多優勝記録をさらに更新した。

駒大は1区（9・5キロ）でルーキーの佐藤条二（1年＝千葉・市船橋）が27分5秒の区間新記録でトップに立ったが、2区（11・1キロ）の青柿響（2年＝埼玉・聖望学園）、3区（11・9キロ）の佃康平（4年＝千葉・市船橋）が不調で11位まで後退した。

ここから4区（11・8キロ）の赤星雄斗（2年＝京都・洛南）、5区（12・4キロ）の東山静也（3年＝富山・高岡向陵）が9位と粘り、6区（12・8キロ）で安原太陽（2年＝滋賀学園）が好走で4位へと順位を上げた。

そして勝負の7区（17・6キロ）で、絶対エースの田沢廉（3年＝青森山田）が満を持して激走した。4位から一気に首位に立ち、2位の青学大に18秒差をつけて最終8区（19・7キロ）の花尾恭輔（2年＝長崎・鎮西学院）へ。花尾が青学大の飯田貴之にいったん追いつかれたが我慢強く並走し、残り２キロで突き放した。