東京オリンピック(五輪)3000メートル障害で7位に入賞したエース、三浦龍司(2年=京都・洛南)を擁する順大が、01年以来の3位に食い込んだ。期待の三浦が2区で31分30秒の区間賞を獲得し、1区10位から一気にトップに躍進。残り6区も、すべて5位以内で通過し、最後は8区の四釜峻佑(3年=山形・山形中央)が区間2位の好走で3位表彰台を獲得した。

長門俊介監督は「5位以内。あわよくば3位以内を目指していたので良かった」と合格点だ。途中では欲も出て「途中、優勝も見えてしまって」と苦笑いだ。来年1月の箱根駅伝にも「戦えるチーム力」と、手応えを感じていた。