男子走り幅跳びで東京オリンピック(五輪)6位入賞の橋岡優輝(23=富士通)が16日、「パリで金を」と決意を口にし、24年のパリオリンピック(五輪)を見据えた。東京・国立競技場で行われた東京オリンピック(五輪)パラリンピック1周年イベントに登場した。

橋岡は昨年の東京五輪で、84年ロサンゼルスオリンピック(五輪)の臼井淳一以来、37年ぶりに上位8人に残り、入賞を果たした。「中学生の頃から夢見ていた東京五輪で6位入賞だったのですごくうれしかった」。その一方で、目標としていたメダルには届かず、「悔しい思いもした特別な大会でした」と振り返った。

今年7月の世界選手権(米オレゴン州)では決勝に進出し、7メートル86で10位だった。「技術がまだ足りない」と力不足を痛感。今後へ向けて、「全体的にレベルアップをすることが第一です。技術的な部分をメインとしながら、基礎的な走力や身体の強さを高めていきたい」と課題を口にした。