5区(15・8キロ)でHondaの青木涼真(25)が区間賞の走りで、首位を堅持した。

21年夏の東京オリンピック(五輪)に3000メートル障害で参加した青木。2位に12秒差でタスキを受けると、そのスピードを見せつけた。法政大時代から箱根駅伝(2年時に5区で区間賞)で注目された選手。見た目は軽やかながら、馬力のある走りで2位以下を引き離した。

同区間には富士通の塩尻和也もいたが、その塩尻を寄せ付けず、45分47秒で区間賞を獲得した。ちなみに区間2位の塩尻は45分58秒だった。

6区の中山にタスキリレー。2位のCMOインターネットグループには34秒差、3位の富士通には38秒差をつけ、自身の役目を全うした。

青木は「過去に2度、区間2位があったので、そろそろ取れよと言われていたので安心しました」と安堵(あんど)の表情。ただ狙っていた区間新記録を取れなかったことで「90点の出来です」と満点はつけなかった。

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