陸上男子100メートルで昨年7月の世界選手権7位のサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が22日、米ルイジアナ州での競技会で、今季初戦として100メートルに臨み、追い風2・3メートルの参考記録で10秒13をマークした。

昨年8月末以来、約8カ月ぶりのレースで、順調なスタートを切った。

サニブラウンは昨年の世界選手権で日本人初の100メートル決勝に進出し、10秒06で7位入賞。世界大会では1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳以来、日本勢90年ぶりのファイナリストになった。

今季の8月の世界選手権(ブダぺスト)代表入りへは、参加標準記録の10秒00を突破した時点で内定する。