21年東京オリンピック(五輪)代表の服部勇馬(29=トヨタ自動車)がプラハマラソンで2時間10分34秒でゴールし、24年パリ五輪代表選考会「MGC」(10月15日)の出場権獲得を逃した。

2時間10分13秒以内で走れば、5月末までのマラソン2本の平均タイム2時間10分0秒以内の条件をクリアできたが、約20秒ほど届かなかった。

東京五輪では、レース中に熱中症に見舞われた影響もあり、2時間30分8秒の73位に沈んだ。その後もケガなどに悩まされて不調が続き、今年2月の大阪マラソンでは2時間9分47秒でMGC出場権獲得を逃していた。

青山学院大で主将を務めた経験もある飯田貴之(富士通)は2時間9分34秒でフィニッシュし、ワイルドカードによるMGC出場権を獲得。安井雄一(トヨタ自動車)も2時間10分33秒(タイムはいずれも速報値)を記録し、MGCの出場権獲得条件をクリアした。