女子100メートル障害は、21年東京オリンピック(五輪)代表の青木益未(29=七十七銀行)が12秒90(追い風1・3メートル)で優勝した。

スタートから飛び出し、終盤まで寺田明日香(33=ジャパンクリエイト)と競り合った。それでも最後はわずかに前に出て、寺田と100分の1秒差でフィニッシュした。

「決勝は何台かハードルにぶつけてバランスを崩しちゃったんですけど。この大会は相性のいい大会なので記録を狙って走りたいって思いがあった。このメンバーでしっかり勝てたことはうれしい」。

今月3日の日本選手権では、寺田にわずかに及ばず2位で、青木は「4台目くらいから浮いてしまって一気に行かれてしまった」と反省。前回の経験を生かし「浮かないようにすれば(寺田に)出られないと思ったので、その通りのレースができたので良かった」と話した。

2位は12秒91の寺田明日香。3位は13秒01の福部真子だった。