赤松諒一(28=アワーズ)が、日本人2人目の同種目決勝進出を果たした。

最初の2メートル14から2メートル28センチまで5回の跳躍をすべて1回目にクリア。決勝進出の条件は2メートル30センチ以上または上位12人で、この時点で赤松の決勝進出が決まった。

日本人の決勝進出は前回22年大会(米オレゴン州ユージン)真野友博(27=九電工)に続く2人目。

「今年は絶対に予選を通ると思って大会に臨んだ。全部1発でクリアできてよかった。(2メートル)28センチが勝負のポイントだった。思い切りいった」と振り返った。

今季は6月の日本選手権で自己新の2メートル29センチで初優勝。さらに同7月の大会で2メートル30センチに更新した。その勢いが今大会も続いている。前回の22年大会(米オレゴン州)は雰囲気にのまれて予選敗退。「決勝では自己ベストを出したい」。前回大会の真野の8位入賞を超える決意だ。