日本記録保持者の泉谷駿介(23=住友電工)が、この種目ではオリンピック(五輪)も含めて日本勢初の決勝に進み、13秒19で5位入賞を果たした。

快挙もさることながら、レース後にSNSで衝撃が広まったのは、レース後の泉谷の告白だった。

「スタートした瞬間、両足つっちゃって。結構焦って、しかも腰ナンバーが手についちゃって」。

見返すとわずかにぎこちない動きでのスタートから、2台目のハードルにぶつかるなど、その影響が読み取れる。ゴールした瞬間も、左手にはナンバーのシールが付いていた。

初の決勝でのアクシデント続きにも、インタビューでは冷静そのもので、「もういろいろ散々だったんですけど、その中でも気合で走りました」と微笑まじりに振り返った。

この事実に、X(旧ツイッター)では「両足攣ってて世界5位ってどんな身体能力の持ち主やねん」と感嘆や、「マジでコンディションが良ければ今後はメダルもありえるんじゃない?!?!?!」と来夏のパリ五輪に期待する声もあった。