実業団2年目のヤクルト太田直希(24=早大)が33分31秒で1区(11・6キロ)で区間賞を獲得した。

自衛隊体育学校の増田空が序盤から飛び出す中、冷静に第2集団につけた。7キロ過ぎに増田が吸収された後も、集団で淡々とペースを刻んだ。最後に前へ出て、2区へタスキをつないだ。

2位は今年1月の箱根駅伝で1区区間賞のロジスティード・富田峻平(23=明大)。またも1区で快走をみせ、トップと2秒差の33分33秒で2区につないだ。

東日本実業団対抗駅伝には36チームが出場。上位12チームに加え、10月15日開催のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場資格選手を擁するチームは完走を条件に、来年1月1日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の出場権を獲得できる。