3区(11・9キロ)でチームをシード圏内(8位以内)に押し上げた城西大のケニア人留学生ヴィクター・キムタイ(2年)が、33分20秒で区間賞を獲得した。

13位でタスキを受け取ると、前半からハイペースで前を走る選手を次々と抜き去った。後半に入ってもスピードは衰えず、11キロ手前で国学院大をかわして8位まで順位を上げた。

レース後は「とてもハッピーで、気持ちよかったです。チームのために貢献できてうれしい。(続くチームメートに)とにかくファイトして1つでも順位を上げてほしい」と、笑顔で答えた。

全日本大学駅伝は5日午前8時10分にスタート。愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの全8区間(106・8キロ)を、2つの選抜チームを含めた27チームで競う。史上初の2年連続3冠を狙う駒大、今年1月の箱根駅伝2位の中央大、5年ぶり3度目の優勝を狙う青山学院大などが出場している。

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