日本陸連は6日、12月3日開催の福岡国際マラソン(平和台陸上競技場・大濠公園~福岡市西南部周回~香椎折り返し)の大会要項を発表し、自己記録が日本歴代8位の細谷恭平(28=黒崎播磨)が招待選手として登録された。

同大会はパリ五輪代表の最後の1枠を懸けた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ」の1つ。代表に内定するためには、2時間5分50秒の設定記録を突破した上で、対象の大阪マラソン(24年2月25日)、東京マラソン(24年3月3日)を含めた3大会で最上位のタイムを残す必要がある。

細谷は10月15日のMGC(東京・国立競技場発着)に出場。第2集団後方で折り返していたが、28キロ付近で集団との接触により転倒。途中棄権となっていた。

翌16日にはX(旧ツイッター)を更新し「幸い大事には至っていません。悔しさは強く残っていますが切り替えてファイナルチャレンジに気持ちをぶつけたいと思います」と投稿。今月3日の九州実業団毎日駅伝にも出場した。