青山学院大(青学大)が2年ぶり7度目の総合優勝を飾った。

2022年にマークした10時間43分42秒の大会記録を塗り替える10時間41分25秒。全国に門戸を広げた100回目の記念大会に花を添えた。2位の駒澤大(駒大)に6分35秒の大差をつけた。

会見で原晋監督(56)は「12月中盤ごろにかけて、チームは非常に悪い状態だった。そこから3週間で、学生の奮闘で優勝できた。原メソッドを体系化させられたからこそ、12月のアクシデントでトレーニングを柔軟に対応できるようになった」と話した。

12月28日の全体ミーティングで、「本音8割、2割はほっとさせる」という意味合いも込めて、学生たちにこう話したという。

「準優勝で良いよ」

その言葉に選手たちが奮起。学生たちによるミーティングで話し合い、あらためて目標を見据え、頂点に立った。

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