柳田大輝(22=東洋大)は10秒11(追い風0・5メートル)だった。9月の世界選手権東京大会の参加標準記録(10秒00)に届かず。個人種目での代表入りは、依然として厳しい状況となったが「練習では徐々に良い感覚。調子は上向いてきたので、あとは風とかの条件かな」と前を向いた。
男子100メートルの出場枠は各国最大3。日本陸連が定める選考基準によれば、7月上旬の日本選手権の順位、参加標準記録の突破、世界ランキングの3つが重要な選考項目となる。現状では桐生祥秀、守祐陽、サニブラウン・ハキームが有力となっている。柳田は世界ランキングで出場圏内につけるものの、日本選手権ではフライングによる失格だったこともあり、出場争いで5番手。それでも「そこは忘れて、起こったことはそこまで引きずらなかった」と気持ちを切らさなかった。
逆転で代表入りするには、8月24日までに日本記録の9秒95以上のタイムを出すことが求められる。「今日9秒台出ていたら期限まで待つことになってたと思うので、やれることを全てやりきりたい。出られなかったらしょうがないくらいの気持ちで」と前向きに進んでいく。

