日本ラグビー協会は20日、ウルグアイ(世界ランク19位)との22日のテストマッチ(福岡・レベスタ)に臨む日本代表(同15位)のメンバーを発表した。SH内田啓介(23=パナソニック)は本職ではないWTBで初の先発出場。1度失いかけたW杯イングランド大会(9月18日開幕)への切符をつかむため「スピードを生かしてチャンスをものにしたい」と意気込んだ。

 7~8月に北米で行われたパシフィック・ネーションズ杯では途中離脱を命じられた。11日からの合宿に再び招集されると、WTB山田の負傷もあってチャンスが巡ってきた。SHでは田中、日和佐に次ぐ3番手だけに、W杯メンバーに生き残るには複数ポジションをこなせるとアピールしたいところ。「悔しい気持ちがなかったらアスリートなんてやっていない」と、プライドを捨てて食らいつく。