中大が筑波大を3-0のストレートで下し、2年連続最多14度目の優勝を果たした。最優秀選手には、中大のセッター関田誠大主将(4年)が選ばれた。

 中大は、石川祐希(2年)が試合で最も印象的だったMIPにも選ばれる活躍で、筑波大に付け入るスキを与えなかった。

 次代の全日本男子バレーを担うNEXT4の1人で、9月のW杯でも活躍した石川は、関田のトスワークから力強いスパイクを決めたかと思えば、サーブ、バックアタック、レシーブでもチームに貢献した。

 MVPの関田は「今日は楽しくやろうと思ってそうできた。ブロックとサーブが機能したのが大きい」と笑った。

 「プレッシャーなく、2連覇を意識せずにできた」という石川は、来年について「1試合1試合を勝つことだけを考える。3連覇も意識しない」と話した。そして、リオ五輪に向けては「絶対に行くという意識でいく」と気合を入れていた。

 <主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事