前橋育英(群馬)が101-72の100点ゲームで、高岡第一(富山)を退けた。

 攻守で安定感を見せる前橋育英は、第3Qを終えて67-39と大きくリードを奪うと、試合終了まで全員が走り、点差を守った。

 主将のPG酒井達也(3年)が、167センチの体をフルに使ってチームをけん引。勝利に大きく貢献した。「第1Qの出だしを我慢できたのが、第2、第3Qの良いプレーにつながった」。

 25日には、高校総体を制した優勝候補筆頭の明成(宮城)戦に臨む。酒井は「今日はミスもあったが、明成相手にミスなんてしていられない。個人では勝てないので、相手以上にチームとしてまとまって戦う。ウチは強い相手になると良いプレーができるので、やりやすい部分もある」と、番狂わせに自信をのぞかせていた。