山形商が第3クオーター(Q)に一挙30得点を奪うなど29点差の圧勝で、06年から10年連続で初戦を突破した。

 村山菜々恵主将(3年)は「守りに入らず攻めていけた。ディフェンスからしっかり走れた」と第3Qの攻撃を喜んだ。

 6月の湯沢翔北(秋田)との東北高校選手権決勝は、第3Q終了時に55-35と20点差をつけていたが、最終第4Qに63-64と大逆転を食らった。「守りに入って負けた経験を生かした。自分たちのプレーができるようにした」と村山主将。守備からリズムをつくり、最後まで攻撃の手を緩めなかった。