安城学園(愛知)が福島西(福島)に67-60で勝ち、3年連続でのベスト8進出を決めた。

 点差は開かなかったものの、力の差を見せての勝利に金子寛治コーチ(48)は「福島西は良いチームで、こういう展開になるとは思っていたが、ウチが上回った。攻める時に5人で連動できた」と納得した表情を見せた。

 安城学園は1、2回戦の勝利の立役者・須田多恵(2年)が、相手に徹底ガードされた。「13番(須田)にマークが集中したが、8番(中野みなみ主将=3年)がシューターとして活躍してくれた」と金子コーチは全員での勝利に、明日の準々決勝への手応えを感じていた。