明秀学園日立(茨城)が鮮やかな先制攻撃を決めた。

 第1Q、山形商(山形)の攻撃にマンツーマンで対応。球を奪ってからの速攻や、菊地恵里奈(3年)の高さを生かしたプレーで20-8とリードを奪った。その後も守備を固めてからのカウンターで戦いきり、2003年以来、2度目のベスト8進出を果たした。今年は高校総体も8強。「周囲からの期待を重圧に感じたが、これで束縛もなくなる。目標のベスト4に向けて思い切り暴れたい」と筑波大コーチ(39)もほっとした様子だった。