総体、国体と準優勝の岐阜女(岐阜)が調子を上げてきた。明秀学園日立(茨城)を立ち上がりから圧倒。危なげなく準決勝進出を決めた。

 「ディフェンスでリズムを作って走るというプラン通りに、試合を進められた」と安江満夫コーチ(62)は満足そう。メンバーをひんぱんに入れ替えて15人全員をコートに立たせるなど、選手層の厚さが目立つ。「各ポジションに1人ずつ、バックアップとして計算できる選手がいるのは大きい」と頂点を見据えていた。