前回大会4強の京都成章は7点リードで迎えた後半19分、途中出場のCTB本郷主将がパスを受け、貴重なトライを奪った。

 チームの大黒柱は初戦で左足首を捻挫していたが「自分が出ずに負けるのは嫌だった。最高のプレーをしようと思った」と目を輝かせた。

 記念枠で出場した4校のうち唯一、準々決勝に進んだ。

 京都の代表決定戦で伏見工に敗れた湯浅監督は「1回負けた教訓を生かし、成長している。本当に頼もしい」とフィフティーンをたたえた。