地元の八雲学園(東京)が昨年4位の聖カタリナ学園を高さで封じた。

 第1Qこそ、かいくぐってゴール下に切り込む相手のスピードにてこずった。シュートのこぼれ球を180センチの奥山理々嘉(1年)、176センチの佐藤由璃果主将と吉田舞衣(ともに3年)が拾って反撃に転じた第2Qから動きが良くなった。点差がついた最後は主力を下げる余裕もあった。

 「手を出してしっかり守り、球を奪って攻撃に転じることが出来た」。高木優子コーチ(59)は笑顔を見せていた。