男子73キロ級橋本壮市(26=パーク24)が決勝でリオデジャネイロ五輪銀メダルのオルジョイ(アゼルバイジャン)を破り、初出場初優勝を飾った。同級の日本勢の優勝は10年から6大会連続。東京五輪に向けて、同学年で五輪王者の大野将平らが激戦を繰り広げる争いに遅咲きの男が加わった。

 ◆柔道男子73キロ級の東京五輪代表争い 橋本、大野将平(旭化成)のほか、11、14年世界選手権覇者の中矢力(ALSOK)がいる。66キロ級で世界選手権3連覇、五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(パーク24)も階級を上げて参戦する。8月のユニバーシアード夏季大会(台北)優勝の立川新(東海大)も期待大。1枠を巡り激戦は必至だ。