サンロッカーズ渋谷がホームで三遠ネオフェニックスに2連敗し、1勝3敗で東地区最下位となった。

 SR渋谷は開幕戦で琉球に勝利したものの、その後は3連敗。第1Qで10-17とリードを許したが、第2Qから登場した琉球から移籍のガード、山内盛久が流れを変えた。開始から連続得点を挙げると、残り2分過ぎには23-23と同点に追いつくシュートも決めた。勢いのついたチームは第3Qには41-41の同点に追いついた。しかし、第4Qで山内が下がり、先発メンバーに戻すと、ズルズルと点差が広がった。三遠の守備に好機をつくれず、タフショットを放っては逆襲を食らう展開で、その後は見せ場もなく10点差で敗れた。

 勝久監督は「ホームでの開幕2連敗は重く受け止めています。気迫も精神力も、足を動かす量も、連係も足りない」と厳しい表情で話していた。山内は「沖縄ではシューティングガードをやっていたので、ポイントガードでチームをもっともっと引っ張っていきたい。周りを使う意識を持ってリングにアタックする感覚をちょっとずつ取り戻していきたい」と話していた。