フィギュアスケートのスケートカナダ(レジャイナ)のエキシビションが29日(日本時間30日早朝)に開催され、男子優勝の宇野昌磨(19=トヨタ自動車)は、羽生結弦(22)に並ぶ意欲を示した。

 エキシビションの出番を待つ宇野に、満足感は見られなかった。史上最長の5大会連続300点超えから一夜明け。憧れる羽生の話題になると「(世界の構図は)羽生選手が1番で、その次にたくさんの選手がいるイメージ。同じぐらいの位置に自分もいけるようになりたい」と目指すステージを明確にした。

 4月の国別対抗戦ではシニア7度目の直接対決で、羽生に“初勝利”した。だが、この大会は団体戦で争い、チームメートだった。一選手としての戦いでは勝てていない。世界の最前列で並びたい思いは「追いかけられる立場で、すごく注目されながら、あれだけの演技をする。守りに入らず成長していく。その姿を見て尊敬して、僕もああいう選手になっていきたいと思うんです」という羽生に対する尊敬から来る。

 次戦のGP第5戦フランス杯(11月17日開幕、グルノーブル)に向けて「練習の中で体力強化したい」とテーマを設定している。早ければ12月のGPファイナルで実現する今季初対決まで、気を抜くことなく成長を続ける。