「羽生結弦 写真とポスター展」が3日から仙台市地下鉄東西線の「国際センター駅」2階で開催されている。

 当イベントでは、13年より仙台放送が制作してきた、18年平昌五輪で66年ぶりの男子連覇を狙う、フィギュアスケートの羽生結弦(22=ANA)の応援ポスターと写真パネル120点が展示されている。初日は午前10時のオープン前から500人を超える人々が列をつくった。同駅の始発時点で20人以上のファンが並んでいたという。

 一番乗りを果たした神奈川県在住の45歳女性は「フィギュアを魅力的なスポーツにしたのは、羽生さん。写真やポスターから本人の情熱を感じました」と語った。海外からもファンが駆けつけた。台湾の台北市在住の50代の女性は「ここまで来た甲斐がありました。すごい羽生選手が頑張っているなと感動しています」と喜んでいた。

 担当者は「羽生選手に与えられた感動、勇気を振り返りつつ、ファンみんなで羽生選手を後押ししようと」とイベントの趣旨を説明した。大盛況に「こちらも感動しました。やって良かった」と話した。

 入場料は無料。最終日の21日まで、休館日の6、7日を除き、午前10時から午後6時まで開催される。オリジナルポスタービジュアルなどを1冊にまとめた「Memorial Book」が会場限定で発売中だ。