日本水連が、ドーピング違反などによって資格停止処分を科された選手でも競技会前日までに資格停止期間が終了していればエントリーを仮申請できるルールを定めていたことが28日、関係者への取材で分かった。3月4日の常務理事会で新たな内規として決めた。

愛知・名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権(3月19~22日)で既に運用され、参加申し込み締め切り時点でドーピング違反によって資格停止だった選手1人がこのルールを適用して出場し、代表入りした。

日本水連幹部は「選手の可能性を摘まないため」と説明した。一方、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)幹部は「選手資格には競技会への出場資格も入るので(資格停止期間中は)本来はエントリーも認められていない」と話した。