全日本柔道連盟は12日、グランドスラム(GS)東京大会(12月2~3日・東京体育館)の男女代表計56選手を発表し、リオデジャネイロ五輪男子73キロ級優勝後は国際大会から離れている大野将平(旭化成)らが選ばれた。

 日本代表は各階級4人。リオ五輪男子100キロ超級銀メダルで世界無差別級選手権を辞退した原沢久喜(日本中央競馬会)も名を連ねた。講道館杯全日本体重別選手権覇者では男子100キロ超級の小川雄勢(明大)、100キロ級の飯田健太郎(国士舘大)、女子52キロ級の阿部詩(兵庫・夙川学院高)らが選出された。

 男子66キロ級の阿部一二三(日体大)、100キロ級のウルフ・アロン(東海大)ら世界選手権金メダリストも代表に決まった。リオ五輪男子90キロ級金メダルのベイカー茉秋(日本中央競馬会)は右肩の故障のため選ばれなかった。