第1シードの早大が第2シードの筑波大を3-0のストレートで下し、4年ぶり5度目の優勝を果たした。

 1、2年生中心の早大が若さで筑波大を圧倒した。191センチの村山豪(1年)がセンターから、189センチの宮浦健人(1年)がライトから、それぞれ力強いアタックを決めた。

 4年生のサイドアタッカー加賀優太も179センチながら奮戦。チームに流れを呼び込むスパイクを決め、最も印象的な選手MIPに選出された。加賀は「下級生中心のチームだったが、楽しくやれた」と笑った。

 松井泰二監督は「4年生が下級生に気を使ってくれたのが大きな勝因」とチームワークによる勝利を喜んだ。主将としてチームをまとめ、最優秀選手賞に選ばれたサイドの喜入祥充(4年)は「下級生は来年も再来年も日本一を取ってくれると思う」と今後に期待していた。

【男子決勝】

 早大3(25-20、25-21、25-18)0筑波大

 <主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事