ロシアのプーチン大統領が6日、平昌(ピョンチャン)五輪をボイコットしない意向を示した。組織的なドーピング違反で18年平昌五輪から除外を決めた国際オリンピック委員会(IOC)の処分を受け入れ、「ロシアにも一部、非があった」と一定の誤りを認めた。国旗、国歌を使用しない個人資格参加について、「多くの選手が準備をしてきた。参加したい選手の邪魔はしない」と容認した。

 コロプコフ・スポーツ相は、個人資格で参加する選手のリストを近く発表する予定と明らかにした。個人参加できる選手は、ドーピング違反がないことなどの条件をクリアした者の中から最終的には国際オリンピック委員会(IOC)が決める。12日に予定される選手らも出席したロシア・オリンピック委員会の総会で最終決定する。