アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝、第72回甲子園ボウル(17日)に出場する関学大(関西)が14日、会場の甲子園球場で調整した。2年連続29度目の優勝がかかる日大(関東)との決戦に向け、主将のOL井若大知は「勝てば日本一。しっかり出し切りたい」と気合を入れた。

 選手は芝の状態を確かめながら、はつらつと体を動かした。QB西野航輝は「プレーできるうれしさを感じる。今まで通り変わらず、やることが大事」と平常心を心掛けた。

 鳥内秀晃監督は、日大守備陣の寄せが速いと警戒しつつも「われわれの持っている力を出すことがベスト。気持ち的に上がってきている」と手応えを口にした。