今秋に開幕するバレーボールの新リーグ「Vリーグ」で、12チーム参加予定だった女子1部が11チームとなることが23日、関係者への取材で分かった。参加を見込んでいたチームの経営難などが理由。東西6チームのカンファレンス制の予定だったが、東が6、西が5となる。「バレーボールを日本のトップアリーナスポーツに」との目標を掲げる新リーグは出だしからつまずく形となる。

 関係者によると、現行のプレミアリーグ所属の8チームに加え、今季は2部のチャレンジリーグだった岡山シーガルズ、PFU、KUROBEが1部に入る。チャレンジリーグのフォレストリーヴズ熊本は、運営会社の経営難を理由に脱退を申し入れ、ライセンスも取り消された。1部所属のためのライセンスを持つ他の2チームに打診したが断られた。

 男子はプレミアリーグの8チームに、今季はチャレンジリーグで戦った大分三好、VC長野が加わり、10チームとなる。