男子シングルス1回戦で世界ランキング20位の錦織圭(日清食品)は元世界1位で現在12位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に5-7、4-6で敗れた。ジョコビッチ戦は11連敗で通算2勝12敗となった。

 錦織は第1セットで先に相手のサービスゲームを破ったが直後に追いつかれ、第12ゲームでミスからブレークを許した。互いにサービスキープが続いた第2セットは4-5の第10ゲームをブレークされて決着した。

 4月のマスターズ・モンテカルロ大会で準優勝した錦織は、続くバルセロナ・オープン2回戦で疲労による右太ももなどの痛みのため途中棄権して以来の実戦だった。

 錦織の話 大事なポイントをなかなか取れなかったのが一番の敗因。きっちり取れていればゲーム(試合)は変わっていたかもしれない。ジョコビッチは2セット目は強かった。