中学、高校の教師らとスポーツが持つ力を考える「VICTORYスポーツフォーラム2018」(主催・日刊スポーツ新聞社ほか、特別協賛・トンボ)が6日、東京都内で行われた。今年で3年連続の開催。世界で活躍した著名人が集い、ラグビーの大畑大介氏(42)、バドミントンの潮田玲子さん(34)、バレーボールの木村沙織さん(31)、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さん(23)が競技生活での体験談を披露した。

 友人と分かり合えていなかったという大畑氏は、小3で競技を始め「みんなが僕を受け入れてくれた」。潮田さんは「周りの人が決める目標じゃなく、自分でイメージをするとその場所までいける」。約150人の参加者は4人の言葉に耳を傾け、司会を務めた元プロ野球選手の青島健太氏(60)は「スポーツは自分で何かを打開しないといけない。それが大人の社会への備えになる」とスポーツの魅力を再確認していた。