ショートプログラム(SP)首位の横井ゆは菜(18=愛知・中京大中京高)がフリーもトップの119・98点を記録し、合計181・84点で初優勝を果たした。

多くの選手がシニアの世界へ進む状況に「自分はまだまだだなと感じている。でもひとつ、そんな素晴らしい選手たちが成し遂げてきた優勝が達成できた。2~3歩遅れだけれど、そういう選手たちを目指して、超えられる成績を取っていきたい」。世界を舞台に戦うスケーターと肩を並べ、全日本ジュニア選手権のタイトルの重みを実感した。最近10年の優勝者は以下の通り(所属は当時)。

◆09年(横浜) 村上佳菜子(グランプリ東海ク)

◆10年(ひたちなか) 庄司理紗(西武東伏見ク)

◆11年(八戸) 宮原知子(大阪・関大中)

◆12年(西東京) 宮原知子(大阪・関大中)

◆13年(名古屋) 本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)

◆14年(新潟) 樋口新葉(東京・日本橋女学館中)

◆15年(ひたちなか) 樋口新葉(東京・開智日本橋学園中)

◆16年(札幌) 坂本花織(神戸FSC)

◆17年(前橋) 紀平梨花(関大KFSC)

◆18年(福岡) 横井ゆは菜(愛知・中京大中京高)